2011年12月14日水曜日

スマートフォンでこんなアプリケーション!!

よつば補聴器センター西口です。

昨日、神戸新聞にて、こんな記事が、のって
おりました!!!

情報提供としてお知らせいまします!!


 流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)の合併症で右耳の聴力を失った男性が、多機能携帯電話「iPhone」(アイフォーン)を簡易補聴器にするアプリケーションソフトを開発、今月初めに発売した。
中途失聴者らを支援しようと立ち上げた任意団体を拠点に「生活上の悩みを少しでも解決していきたい」と、さらなるアプリ開発に意欲をみせている。(広岡磨璃)


 開発したのは神戸市須磨区の大坪健二さん(35)。有料アプリ「イージーヒアリングエイド」は、アイフォーンの内蔵マイクから周囲の音を拾い、イヤホンに出力する。男女の声やアラーム音など日常生活に必要な125~5千ヘルツの範囲で、音域ごとに音量を調整できるのが特徴。1200円で販売している。


 大坪さんは、ガラスメーカーのエンジニアを経て、2007年に保育士に転身。神戸市内の保育園などで働いていたが、今年2月、おたふくかぜにかかり、合併症で右耳がほとんど聞こえなくなった。周囲の物音に左耳を集中させなければならず、日常生活でも疲労を感じ、新たに決まっていた保育園での仕事も断念せざるを得なかった。
 失聴したのが片耳のため、障害者認定が受けられず、補聴器も聞こえる音のバランスが取りにくく使えない‐。会合やインターネットなどを通じて、自分と同じ中途失聴者らがこうした状況下で、社会的に孤立しがちなことを知った。
 そんな中途失聴者らを支援しようと、6月に任意団体「Link」を設立。「自分も使用しているアイフォーンを支援ツールに活用できないか」と簡易補聴器アプリの開発を思い立った。開発費用は、内閣府の事業の一環で、京都市のNPO法人が運営する社会起業家支援ファンドから助成を受けた。他に筆談用の携帯用ホワイトボードなども製作している。
 大坪さんは「アプリ開発と併せて、Linkが中途失聴者らの交流の場になるよう取り組んでいきたい」と話している。

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