2012年1月24日火曜日

EUHA とAAA補聴器の最先端!!!



よつば補聴器センター西口です。

寒いですね~~~。

みなさま、体調にはお気をつけください。
インフルエンザがまた流行っているようです。。。

さて今日は、下記の世界的に有名な二つの補聴器の団体を紹介いたします!!

EUHAとAAA


補聴器の歴史は他の医療機器に比べてまだまだ短いです。

補聴器をフィッティングする職業も戦後にでき、現在、世界をみても、補聴器専門家としての確立や制度もまだまだ発展中といった感じがします。
 ただ、これからも補聴器専門家の職業が発展する余地があるということはいいことで、その中でも補聴器関係の団体として、抜きん出ているのがEUHAとAAAです。
ここでは、学会のような研究者の発表だけでなく、メーカーが会合に集まっている専門家に対して宣伝できるブースを設けたり、補聴器に関する最新技術を学んだりできるようになっています。


ドイツでは、補聴器の技能者の歴史も長いようで、1952年のドイツ補聴器グループの
結成を発端に1960年に補聴器技能者連合ができました。

現在では、ヨーロッパ連合(EU)の観点からドイツだけでなくヨーロッパ諸国を巻き
込んでの連合を作る必要性が訴えられ、2003年にEUHA(ヨーロッパ補聴器連合)が
設立されました。

EUHA (European Union of Hearing Aid Acoustics)
http://www.euha.org/

EUHAは毎年「補聴器に興味がある補聴器技能者、科学者、一般の人」を一箇所に
集めて、特別な教育と職業訓練を開く会合をドイツで開いています。
2011年度のEUHAの会合は、10月19日~21日まで、ドイツのニュールンブルグで
行われました。

ホームページをみるとEUHAの目標は、
    「難聴者のために、補聴器とさまざまな機器でリハビリを支援し、
        いつでもベストパートナーとなること」とあります。

英語圏では、ドイツでいうAcousticians(音響の専門家)と違ってオーディオロジスト(聴覚士)と呼ばれる人たちが多くの補聴器をフィッティングしていますが、規模が最大となるオーディオロジストの会合としては
AAA(American Academy of Audiologists 米国オーディオロジスト協会)が
あります。http://www.audiology.org/

AAAは、毎年4月頃に行われており、昨年の開催地はボストンです。

補聴器メーカーにとって、このEUHAとAAAが発表の場となる機会が与えられるので
新製品もだいたい、春(AAA)と秋(EUHA)にあわせてスケジュールが立てられます。

ご興味のある方は是非各ホームページをのぞいてみてください。
日本には入ってこない商品や情報がありますよ!!

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