近年ペットとしても大人気のウサギですが、
かわいらしい大きな耳が特徴です。
この大きな耳には、
実は2つの大きな働きがあります。
<ひとつめの働き>
大きな耳が高性能の集音機の役割を果たしています。
小さな音をキャッチし、危険を感じ取ります。
敏感なことで身を守ることが出来るのです。
更に、左右の耳を別々の方向へ向けることも出来、
耳介にある毛は、短くて少なくなっています。
<ふたつめの働き>
体温調節の役割があります。
大きな耳にはたくさんの末梢血管が分布しています。
そこには血液がたくさん流れていて、表面から熱を放散し、
体温を一定に保つようになっています。
体には汗腺がほとんどないので、人のように汗をかいて体温調節
をすることができないのです。
耳の構造は、人と同じ用に鼓膜から外耳、鼓膜より内側が内耳で、
音の振動を耳小骨で伝えています。
ウサギにとっての耳は自分の身を守る為、
なくてはならないパーツであり、かわいらしい長い耳には理由があったのですね。
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