2013年4月3日水曜日

補聴器の寿命について‼


補聴器の寿命について

補聴器を初めて購入される際、よくお客様より「補聴器の寿命」について
お尋ねがあります。

補聴器はメガネとは異なり、内部に精密機械が内蔵されているため
当然機械としての寿命があります。



一つの目安としては、行政が定める自立支援法での補聴器の
再交付期間が 5年 であること。
これは、あくまでも機械的寿命なので、
大切にメンテナンスしていただければ、5年以上お使いいただけます。
決して必ず5年で補聴器が壊れて使えなくなるわけではありません。

ちなみに、一般的にテレビは 5年、エアコンと冷蔵庫は 6年 です。



補聴器は、5年ほど経つと音質の劣化や動作が不安定になりがちで、
1ヵ所修理をしても別の箇所がすぐに故障するという傾向があります。
(壊れても、修理すれば引き続きお使いいただけます)
また、購入した補聴器が使えなくなる理由はほかにもあります。
それは、ご自身の聴力が低下してしまい、お使いの補聴器では音量が
不足し調整が不可能になる時です。
どんなに購入時にご自身にあった補聴器を選び、適切なフィッティングを
したとしても、聴力は自然と低下するため、使っている補聴器の性能では
対応できなくなることもあるのです。
(概ね、お手持ちの補聴器で調整が可能の場合が多いです)
さてさて最後に、補聴器は精密機械ですので、
より長くお使いいただくためには、水分(汗)・ 塵 ・ホコリにもご注意を。
当店で扱う補聴器は国際保護等級を取得している防水・防塵補聴器も多数
ございますので、ぜひご参考にしてくださいね。

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